8月の第4週、東京の至る所で赤いサリーを来た女性が目に付いた。これは、ネパール人の間で行われる祭り「Teej(ティージ)」を祝うため。日本語訳は「女のお祭り」で、この日祭りに参加するネパールの女性は皆赤いサリーに身を包む。2025年の夏、東京・芝公園で「ティージ・フェスティバル」が行われ、駐日ネパール大使館からも要人が駆け付けた。都内各所でネパール人の女性たちが集った。
この祭りでは、既婚女性は夫の愛と幸せな家庭関係を、また未婚の女性は、将来「シヴァ神」のような誠実で優しい夫に恵まれることを願って断食をするといわれている。
都内在住のネパール人によれば「結婚した女性が唯一実家に帰れる日でもあり、嫁ぎ先のグチを年に1回里帰りしてぶちまける日」でもあるとか。「祭りの間は断食し、水一滴も飲まない」という習わしだというが、芝公園ではかき氷を食べるネパール女性が見られた。「信仰心は母の時代とはだいぶ違う」とそのネパール人は話していたが、この暑さでは致し方ない。次の祭りは9月末。「Dashain(ダサイ)」はネパール最大の祭りだという。